2016年04月28日

ずっと追いかけるからね

しばらく放置していた「メタラーと過ごした10日間」シリーズですが、ついに今回でおしまいです

前回のお話はこちら今から脱ぐよ・・・ドキドキの瞬間



ついに、ついにやってきてしまったこの日。

ずーっと恐れていた、10日間におよぶツアーの最終日。

ツアーが始まる前から、最終日のことは考えていました。

きっと、物凄い喪失感に打ちのめされるんだろうなぁ・・・わたし正気でいられるかな・・・だって、このツアーのために何もかも投げ打ってポーランドに来てしまったんだもん・・・もう東京の部屋も引き払ったし仕事も全部辞めた・・・このツアーが終わってしまったら、どう生きていったらいいんだろう・・・などなど。笑

幸い、仕事が見つからなくてもビザが切れるまでの1年間は暮らしていけるくらいの貯金は持ってきていました。

そんなわけで、お金もある程度はあるし、またこのバンドがどこかでライブをやるとしたら観に来たら良いや、と気楽な考えでもいましたが、それでもやはり不安はた〜くさんありました。



ツアー最終日はカトヴィツェでした。

ブロツワフからカトヴィツェへの移動は、大好きなバンドのバンに乗せてもらえました。

途中、午後2時くらいにガソリンスタンドに停車したとき、キリスト顔のボーカルに少し傾きかけてきた太陽の光が当たっていて、それがなんとも神々しくて、本物のキリストがわたしの斜め前にご降臨されたんじゃないかと思うくらい素敵で、思わず涙が出そうになりましたやっぱりめちゃくちゃハンサムだし、この人。笑

カトヴィツェは、わたしが想像していた以上に都会でビックリしました。

1147.JPG

ライブの前に街をぶらぶら。

1148.JPG

そして、会場に戻ってベンチでのんびりしていると、キリスト顔ボーカルがわたしの隣に物販グッズが入ったダンボールをえっちらおっちら持ってきました。

そして、相当重かったのか勢いよくドンッと置いたので、わたしが驚いて飛び跳ねると、「I'm sorry...ah...Excuse me」と謝ってくれました。笑

わたしが「I'm sorry」でポカーンとしていたらわざわざ言い換えてくれたキリスト様

そして、さりげなくわたしの隣に座って「俺たち、日本でライブをやりたいんだ。プロモーション用のCDを渡すから、君の知り合いのプロモーターに渡してくれる?」と、デモCDを30枚渡してきました。

するとベーシストもやってきて、ボーカルが「俺たち日本に行くぞ!」と言うと、ベーシストも「大統領にも渡してよ!」とノリノリ

この日のことは過去にも書いたので、詳しくはこちらをどうぞ泣かないで



毎日のように見てきた彼らのリハーサルを見るのもこれが最後です。

1154.JPG

前座のZのバンドは楽屋裏の2階から観ました。モッシュが凄かったな・・・

1155.JPG

大好きなバンドの最後のライブ。

1157.JPG

最前列で観ましたが、涙が止まりませんでした。

だって、それまで9日間毎日毎日当たり前のように観てきたライブが、何ヶ月も前から楽しみにしてきたツアーが、これで終わってしまうのですから・・・



ライブ終了後、楽屋裏へ行くとライブを終えた彼らがちょうど着替えているところでした。

大好きなボーカルにお辞儀をして「Dziękuję!(ありがとう)」と言うと、「アリガト!!」と日本語で返してくれました。

そして、わたしがいるにもかかわらず平気でズボンを脱いでパンツ一丁になる彼

普段は隠れて見えませんでしたが、彼のひざ下にはタトゥーが。

「何これ?」と聞くと、「It's tatoo!」と答えられましたが・・・笑

オオカミがライフルの上に乗っている不思議なデザインです・・・

(そういえば、この人、腕にも黒い長方形に水玉模様のようなデザインのタトゥーが入っているので、「何それ?」と聞くと、「雨だよ」というエキセントリックな答えが返ってきました。どう見ても雨に見えませんが、そんなカッコよくもなんともない変わったデザインのタトゥーを入れる彼がわたしは大好きです!笑)

そして、彼の背中にはシロンスク公園のマークと雪の結晶のタトゥーが入っていました。



そして最後の最後、関係者全員でステージに上がって写真撮影をしました。

おかしなタトゥーだらけの大好きなボーカルに「ありがと〜〜!」とハグしてもらい、またまた泣くわたし

(身長が187もあるキリスト様に抱きすくめられる身長152センチのわたしの小人感がスゴイ。。。)

1181.JPG

夢のようなツアーが終わってしまいました。

わざわざ仕事を辞めてまでライブを観にいくようなバンドは、後にも先にもこのバンドしかいないんじゃないかな。

今でも毎日のように聴いているし、何度聴いても飽きなくて、ポーランドにいた間もZとケンカをしたり自分の生き方に迷ったりしたとき、いつも彼らの音楽を聴いて「今わたしは、彼らと同じ国にいて、同じ空気を吸っているんだ」と思うと、その時の悩みなんてどうでもよくなるくらいたまらなく嬉しくて仕方なかったです。

彼らの音楽は、わたしにとって精神安定剤のようなものなのでしょうね。

それに、Zに出会えたのもこのバンドのおかげです。

わたしの人生を狂わせてくれたのも、このバンドかな・・・笑

そんな彼らを、これからもずっと応援し続けたいし、長く長くいつまでも活動を続けて欲しいです!

本当に本当に彼らに、彼らの音楽に出会えて良かった。

そう心から思います。


【終】



気が向いたら応援のワンクリックしてあげてね

にほんブログ村 恋愛ブログ 国際恋愛(ヨーロッパ人)へ
にほんブログ村


posted by ざれうすか at 21:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | メタラーと過ごした10日間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月31日

今から脱ぐよ・・・ドキドキの瞬間

前回の話はこちら泣いてばかりですみません



連日連夜泣いてばかりで、散々メンバーにうっとおしがられていたと思いますが、

それでも彼らはやっぱり紳士。

朝、ホステルからバンが停めてある駐車場まで15分ほど歩くことになったのですが、大好きなバンドのベーシストが「ざれうすか、俺がスーツケース運ぶよ」と言ってくれました。

しかし、彼も自分の大きなバッグを持っていたので、「いや、大丈夫!ありがとう、でも自分で運べるよ」と自力でどうにかコロコロ転がしながら歩いていたのですが、軽く20キロ以上あるスーツケースはやっぱり重い!笑

そして、ポズナン旧市街は地面がでこぼこな石畳で非常に運びづらい!!

何度も立ち止まっては一呼吸置いてまた歩き始めるわたしを見かねたベーシストは、一緒に歩いていた物販係のお兄さんに自分の荷物を渡して、

「ほら、やっぱり俺が運ぶから」と、無理やりわたしからスーツケースを奪って運んでくれました

1138.JPG

(余談ですが、このベーシストがほんとに面白い人で、初めて会ったときにわたしのFacebook友のポーランド人が「この人が○○のベーシストだよ」と紹介してくれ、思わず日本語で「あ、どうも」とぺこぺこお辞儀をしたら、わたしの真似をしてぺこぺこ頭を下げてくれました。笑。半分バカにされていたと思いますが。笑)



この日のライブは Wrocław(ブロツワフ)のLiverpoolという、なかなか素敵な内装のライブハウスで行われました。

ただ、裏口から楽屋裏までの道のりが入り組んだ地下道なので、何度も迷子になりました

道に迷ってうろうろしていると、朝スーツケースを運んでくれたベーシストが後ろからこっそり「ブン!」と言って驚かしてきたり・・・笑

なぜかポーランドの人って、後ろからこっそり忍び寄って驚かすときに「ブン」だか「ボン」だか言うのですが、わたしのまわりの人だけでしょうか?笑



ライブ前に街中散策

1141.JPG

もう夕方遅く、だいぶ日が暮れていたのであまり観光はできませんでした・・・

そしてH&Mにブラリと入ってみたら、サイズが軒並みL以上で驚きました。

偶然だったのかもしれませんが、Sサイズなんてめったに見かけないし、ワンピースなどもすべてわたしが着たらおかしなことになるくらい大きなものばかりで絶望しました。

(それと、本当にポーランドにいる間、日本のH&Mの破格SALEが恋しかったです・・・普通に可愛いワンピースが200円、300円とか・・・ポーランドのH&Mではまともな服はそんなに安くならない!)

お菓子やケーキなどを買ってライブハウスに戻り、しばしリハーサル見学

1142.JPG

そして、Zのバンドのメンバーが「そういえば、ざれうすか、フリーパス持ってる?」と聞いてくれ、それまで顔パスでどうにか乗り切っていたわたしに、Zバンドのフリーパスをくれました。

これをいつも身につけていれば、ライブハウスの関係者などに「お前何者だ!?ただの観客か!?なんで楽屋裏に入ってきてるんだ!」とドヤされても、水戸黄門のごとく、「このフリーパスが目に入らぬか!」と見せびらかせば何も言われずに済みます

さらには、いつもわたしの宿泊先などを斡旋してくれていたオーガナイザーが、「隣のバーのデカいタトゥーだらけの男にフリーパス見せればご飯食べられるよ。風邪引いてるならホットビールでもそこで飲みな」と教えてくれました

そして、見た目はかなりイカついものの気の利く優しいお兄さんに注文し、無事にピエロギとホットビールにありつけました

1143.JPG



ライブ終了後、何人かのメンバーと夜のブロツワフ市内に繰り出し、ケバブを食べに行きました。

しかし、週末のブロツワフは凄いですね!!人人人の人だらけ

しかも、この時に行ったケバブ屋さんが変わったシステムで、商品受け渡しのミスを防ぐためか、注文のときに名前を聞いてくるのです。

そして、注文したものが出来たら名前で呼んでくれます。

わたしは普通に本名を答えましたが、Zのバンドのボーカルは「Satan・・・」と答えており、店内に「Satan〜!ケバブできましたよ〜」という店員の声が響き渡っていました



そういえば、この日泊まったホステルは男女別にシャワー室が別れており、女性用が長時間使用されていて使えずに困っていたら、優しいベーシストが「ウーララー・・・ざれうすか、気にしないなら男用の使いなよ」と・・・笑

男用シャワー室を覗くと、洗面台でZがひげを剃っていました。笑

ベーシストが事情を説明するとZも「うん、こっち使えば〜」と言ってくれたのですが、そこのシャワー室は脱衣所がなく、洗面所で服を脱がねばならず・・・笑

わたしは人に体を見られることにあまり抵抗が無いものの、それでもやっぱり少しは気にしつつも、「わたし今から脱ぐからこっち見ないでね!」と言うと、ちょっとオドオドしながらも本当に目を剃らしてひげを剃ってくれました。笑

後から聞くと、「見ようと思えばいくらでもこっそり見られたけど、見ないでって言われたし・・・嫌われたくなかったから・・・」と言っていました



いつもありがとうございます
Zのピュアな心にキュンと来た方は、ぜひ下記のバナーをワンクリックしてあげてくださいな

にほんブログ村 恋愛ブログ 国際恋愛(ヨーロッパ人)へ
にほんブログ村


国際恋愛・結婚ランキングへ

posted by ざれうすか at 15:04 | Comment(2) | TrackBack(0) | メタラーと過ごした10日間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月22日

泣いてばかりですみません

前回はこちらわたしの彼はポルノ男優?



Zがポルノ男優だのなんだの、面倒な騒動が起きた翌日、みんないつの間にかわたしがなぜ泣いたのか知っていました

Zのバンドのメンバーが言いふらしたのでしょう

それでも翌朝、憧れのボーカルが「カモン!」と言ってくれ、その日も大好きなバンドのメンバーのバンに同乗できたのでわたしは朝から嬉しくてドキドキ

この日のライブはPoznań(ポズナン/ポズナニ)で行われました。

ライブハウスでwi-fiが使えたので、音楽会社で働いていた頃の同僚の女の子と久しぶりに電話をして、嬉しすぎてまた泣きました

この子には一緒に働いている間いつもいつも助けてくれて、そしてわたしの性格を非常に良く理解してくれている子なので、日本に帰ってきてからも一緒に飲みに行きました



ライブ前に街を散策。

ポズナンの街はカラフルで可愛いです!

1133.JPG

でも、ちょっと街中から外れるとこんなところもあったり・・・

1130.JPG

ライブハウスの横にはなぜか煙突。

1129.JPG

ちなみにZの家はポズナンから電車で1時間ちょっとのところにあるので、このライブハウスにはその後も2度訪れました。

ポーランドに戻ったら、一番よく使うライブハウスはやっぱりここな気がします



この日は木曜日だったのですが、客入りもよく、前方の端っこで見ていたら、わたしのすぐ近くでモッシュ(ノリにノった観客同士がお互いに体をぶつけ合うこと)が起こりました

酔っ払っていればわたしも参加しましたが、この日はまだ体調も悪く、お酒もほとんど飲まずに平常心でいたので、正直うっとうしいなぁと思いながらも、弾き飛ばされてくる観客を突き飛ばしていたら・・・

わたしのすぐ後ろにいた長身で体格の良いお姉さんが、「ちょっと、この子にぶつからないでよ!」と言わんばかりにわたしをかばってくれました

そして、「あなた、小さいから見えないでしょ?」と言って、わたしのことをだっこして持ち上げてくれたりと、ライブで同性にこんなに優しくされたのは初めてだったので、物凄く感動しました



ライブ終了後、Zのバンドのメンバーと「このツアーもあと2日で終わっちゃうんだね・・・」と話しているうちに、憧れのバンドへの思いの丈をぶちまけ始めたわたしは、彼にこう言われました。

「おまえ、何で英語が話せるようになってるんだ!?」

それまでわたしは、相手の言うことが聞き取れても、自分の言いたいことが言えず、『わたしは英語が話せないんだ・・・』と暗示をかけてしまっていたこともあり、ほとんどろくに英語で話ができませんでした。

それでも、自分の好きなバンド、音楽に対する思いを語っていたとき、言わんとしていることを英語で話せていたようで、向こうもビックリしたみたいです。

「ツアーの最初の頃、みんなで『あの子は英語が話せない』って正直ちょっとバカにしてたんだ。でも、君は今すっかり英語が話せるようになってるじゃないか。どうしたんだ?」

「だって・・・だって、わたし・・・このバンドへの愛情をただただ伝えたいの!!」と、またまた勢い余って泣き始めるわたし

前日にわたしをおちょくって泣かせたのもこの人だったので、彼はだいぶ焦りながらも、「ちゃんとその気持ち、本人に伝えたほうがいいよ。ほら、あそこに君の大好きなボーカルがいるから」と言ってくれるも、

「ダメなんだよ、あの人はわたしにとっては憧れの人過ぎて、顔見たら何も話せなくなっちゃうんだよ」と泣く泣く伝えると、

「よし、じゃあ俺が代わりに伝えてやる!」と、わたしの思いの丈を、ポーランド語で憧れのボーカルに一生懸命伝えてくれました。

すると、ボーカルも「ざれうすか、どうしたの!!泣かないで。心配ないよ。ツアーが終わったらベルリンにいるんでしょ?まだ次のライブは決まってないけど、いつでもポーランドに観に来られるじゃん」と優しい言葉をかけてくれてたのです。

その日はライブが終わった後も、ボーカルが「ざれうすか、おいで」と、宿泊先のホステルまで一緒に歩いてくれました。

そして、「日本では何してたの?」「ドイツでは何するの?」「日本は物価が高いよね」などなど、他愛も無い会話をして、憧れていた人に自分の名前を呼んでもらい、気を遣ってこうして話してもらえることが嬉しすぎて、今思い出しただけでも胸が高鳴ります

Zには本当に申し訳ないですが、わたしのブラックメタル界のアイドルはやっぱりこの人なんです。



いつもありがとうございます
泣いてばかりいるんじゃないよ!しっかりしろ!と励ましてくださる心優しいお方は、どうぞ下記のバナーをクリックしてわたしを応援してやってくださいませ・・・

にほんブログ村 恋愛ブログ 国際恋愛(ヨーロッパ人)へ
にほんブログ村


国際恋愛・結婚ランキングへ


posted by ざれうすか at 12:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | メタラーと過ごした10日間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月15日

わたしの彼はポルノ男優?

前回のお話はこちら風邪なんてどうでも良い



ウッヂでのライブの後、Zのバンドのメンバーたちとその夜泊まるホステルへ向かいました。

その頃わたしはかなり風邪が進行していて、もうだるいしのどは痛いし、早く寝たい〜とへとへと状態

いつもオーガナイザーがわたしの分のベッドを予約してくれていたのですが、ホステルに着いてみると、わたしのベッドが無い・・・

案内された部屋はZのバンドメンバーの部屋だったのですが、ベッドが4つしかありません。

Zバンドのメンバーはみんなで4人。

そこにわたしが加わってしまったら、誰かが床で寝るか、せま〜いベッドに二人で寝るしかありません。

その頃は仲の良い友人程度だったZと寝るわけにもいかず・・・

どうしよう、と焦っていると、そのバンドのおバカなボーカルが、

「ざれうすか、Zと寝たらいいよ!こいつはポーランドで有名なポルノ男優なんだよ!今晩は絶対に楽しませてもらえるぞ!」

と、ふざけたことをまくし立てるように言ってきて・・・

わたしはイライラ&具合悪い&早く寝たい、が重なって、突然泣き始めました

すると、それまでヘラヘラしていたほかのメンバーも一気に正気に戻り、

「おい、お前、ちょっとふざけすぎだよ。謝れ」だなんて、わたしに気を遣い始めてしまいました

そして、おふざけの過ぎるボーカルも真顔になって、「ごめん、ちょっとふざけすぎた。本当にごめんね」と、何度も謝ってくる始末

他のメンバーに助けてもらい、わたしは別の部屋をシングルで使うことにしました。

二つベッドが在る部屋だったのですが、確かまけてもらって60PLN(1800円くらい)だったかな。

部屋でまだグズグズしながらベッドメイキングをしていると、Zが様子を見に来てくれて、「ごめんね。あいつらバカだからさ。気にしないでね」と声をかけてくれました

ただ、もう疲労困憊していたわたしは、「うん」くらいしか返せなかったような・・・笑



その後、わたしのお目当てバンドのメンバーもホステルに到着し、わたしが「ねぇ・・・聞いてよ・・・」と涙ぐみながら事情を話そうとすると、みんな一斉に心配して「どしたの!?大丈夫!?何があったの!?」と聞いてくれて、それにまた感動して泣いて、結局事情も説明できず・・・笑

それからみんな、わたしと廊下ですれ違うたびに、わたしの顔を覗き込んで「大丈夫?」と声をかけてくれました

まったくわたしときたら面倒くさい女です



いつもありがとうございますみなさまのワンクリックがとても励みになります
にほんブログ村 恋愛ブログ 国際恋愛(ヨーロッパ人)へ
にほんブログ村


国際恋愛・結婚ランキングへ


posted by ざれうすか at 12:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | メタラーと過ごした10日間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月07日

風邪なんてどうでも良い

前回はこちら生まれて初めての体験

オルシュティンで夢のような一晩を過ごした翌日は、ウッヂ(Łodź)に移動でした。

朝、泊まったペンションの近くの食堂でご飯を食べることに。

しかし、その頃はまだポーランド料理をピエロギくらいしか知らず、さらにポーランド語もほっとんど読めなかったわたしは何を注文していいのかわからず・・・

隣でレジに並んでいた憧れのボーカルに「あの・・・わたし、ポーランド語読めなくて・・・何頼んだら良いんだろう・・・」とモジモジしながらSOSを出すと、

「何が食べたいの?パンはいる?」と聞いてくれ、わたしの代わりにトマトスープを注文してくれました

そして、昨夜、エンストしたバンを迎えに来てくれた優しいパパ風ドラマーが、わたしの前の席に座り「凄く遠いところから来てくれて、感動してるよ」と言ってくれました。

「ありがとう」と返すと、「いやいや!俺たちの方こそありがとう、だよ!Awesome!!」と言ってくれ、思わずうるっときました

食後に盗撮。笑 このジーンズを履いた後姿が、優しいドラマーだったような・・・笑

1118.JPG

Zのバンドのバンがエンストしたおかげで、この日は憧れのバンドのバンに乗れることになりました

前日、興奮しすぎたせいで風邪を引いてしまい、のどが痛くてだるかったのですが、そんなのどうでもよくなるくらい嬉しかったです



そして、この日演奏するウッヂのライブハウスは、2階に食堂と楽屋があり、またまた優しいメンバーに注文を助けてもらいながら、ピエロギを頼みました。

1121.JPG

お金を払おうとしたら、「ミンタイ(ツアーのオーガナイザー)が払うからいらないよ」と言ってくれました

チケット代も払わず、タダ飯タダ酒タダアコモデーションって・・・

改めて、ポーランド人メタラーの気前の良さ&ホスピタリティに感動



風邪気味ながらもリハーサルをちゃっかり観察

1125.JPG

なぜかわたしの憧れのボーカルさんはBlackの"Wonderful Life"がお気に入りのようで、イントロ部分をギターで再現していました

そして、さすがはみんなミュージシャン!

ブラックメタルバンドとはいえ、どんな曲でもうまいことアレンジして、バックギター、ベース、ドラムのみんなも彼に合わせて演奏し始めて感激!!

思わずムービーで4人が演奏している姿を撮ってしまいました

そして、客席ではそれを聴いてノリノリで踊る前座バンドのメンバーたち。

みんな本当に音楽が好きなんだなぁ。

メタルを演奏してはいても、音楽そのものが大好きなんだろうなぁ・・・というのが、ひしひしと伝わってきて、今でもこのムービーを見ると涙ぐんでしまいます

わたしはこの曲をそれまで知らなかったのですが、彼らが演奏するのを聴いてから大好きな曲のひとつになりました

ノスタルジックな雰囲気の、少し切ないメロディーがわたしのツボにぴったり



しかしこの日は本当に調子が悪くなってきて、お目当てバンドが演奏するまでずーっと楽屋裏にこもって鶴を折っていました。

この鶴を憧れのボーカルにあげようと思い、せっせと折っていると、その彼が部屋に入ってきて「Origami!!」と反応してくれました

折り紙はポーランドでもポピュラーなんですね!

1126.JPG

出来上がったショボショボ千羽鶴もどきを彼に渡すと、

「Amazing! Awsome!! でも、これどうやってしまっとけばいいの?壊しちゃいそうだよ」とそーっとジャケットの内ポケットにしまってくれました



ライブはおとなしく一番後ろで、イスの上に立って観ました。

1127.JPG



おまけ
なんと驚くべきことに、2012年にMardukを観にウッヂにやってきたときに一緒にライブを観た男の人にばったり会いました!彼が目の前を通り過ぎるときに、あれ!?見たことある!と思って「ねぇ、わたしたち会ったことあるよね!?」と声をかけると、「・・・え?ああああああ!Mardukのライブで会ったよね!?何だってこんなところにいるの!」と彼も驚いていました


いつもありがとうございますみなさまのワンクリックがとても励みになります
にほんブログ村 恋愛ブログ 国際恋愛(ヨーロッパ人)へ
にほんブログ村


posted by ざれうすか at 14:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | メタラーと過ごした10日間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする