2016年05月12日

親子で青木ヶ原樹海を散策してみた

そんなわけで、先日の親子水入らずの山梨旅行最後の家族旅行かな?

せっかく山梨県の河口湖まで行ったんだから、富士山の五合目だけじゃなくて、ほかの場所にも行きたいよねぇ、という話になり・・・

「じゃあ、明日家に帰る前に樹海に行こうよ」と提案してみたわたし。笑

怖がりの父は「えええ!やだよ、そんなとこ。やめんべ、罰あたんど」と乗り気ではありませんでした。

そりゃあそうか、家族旅行でわざわざ樹海に行くことないよね・・・いつか別の機会に行けたらいいなぁとわたしもあきらめていました。

すると翌朝、「あの〜、青木ヶ原樹海までの行き方教えてください」とフロントスタッフのおじさんに聞いている父。笑

「ざれうすかが決めた旅行だし、本人が行きたいってんなら行ってみるか。こうでもなきゃ行くこともないだろうしな」と、わたしのわがままを聞いてくれたのです

フロントのおじさんは、とっても樹海に詳しくて(笑)、「ここからずーっと国道を行くと、もう樹海が広がっているんですけどね。一番樹海らしい樹海を見たいのなら、氷穴、風穴という観光地があるので、そこから遊歩道に入っていってみてください。天気の良い日は小学生が遠足に来たりもするんですよ〜。もう5月にもなったし、散策してみたら気持ちいいかもしれませんね」と、非常に爽やかな説明をしてくれました。笑

おじさんの説明のおかげで両親の心配も解消されたところで、樹海へ向かいます。



そして、河口湖から30分ほど走って、「風穴」の入り口に到着しました。

軽食なども取れる、綺麗で大きな売店が入り口にあり、大きな駐車場もあったりして、いわゆる「自殺の名所」といった雰囲気はありませんでした。

観光バスなども停車していたので、こんな俗世界感たっぷりな場所で自殺する人なんているのかな・・・?と一同あっけにとられました。

そして、風穴の入り口になっている場所から遊歩道に行こうとすると、ものすごく嫌がる父。

057.JPG

たくさん歩くのがイヤというのと、天気が曇っていて少し薄気味悪いというのが原因だったようです。

仕方なく戻るも、せっかくここまで来たのに、入り口をちょっと入っただけで遊歩道にすら行かないなんて、まだ全然樹海を味わえてないじゃん!わざわざ来たのにバカみたい!と少しへそを曲げるわたし

すると、父が思いもよらぬ行動に出ました。笑

なんと、売店のお兄さんに、「あの、自殺スポットってどこなんですか?」と聞いているではありませんか!

「ちょっと!変な人だと思われるよ〜。一家心中でもしにきたとか勘違いされないかな〜」(そもそも心中するような人はこんなこと聞かないか)と母とヒヤヒヤしていると・・・

売店のお兄さんは、嫌な顔ひとつせずに、ほかの店員さんたちにも聞いたりして、ものすごく親切に返答してくれました

父は、自殺防止の文章が書いてある看板がある場所を知りたかったそうですが、店員さんも把握していないそうです。

そして、樹海全体が自殺スポットなので、ここがそうだ!とピンポイントでは言えない、と。

イヤにリアルな回答。笑

しかし、売店のみなさま、あんなぶしつけな父のために数分かけていろいろ調べてくれてありがとうございました

すべてはわがまま娘のわたしがまいた種ですが。笑



そんなわけで結局、風穴の近くの遊歩道を少し歩くことにしました。

060.JPG

樹海の看板はすぐに見つけましたが、自殺防止看板は見当たらず・・・

065.JPG

この看板より先に行くのは、父が面倒くさがってぶーぶー言い始めたのであきらめました。

帰りに風穴(入場料は大人350円)に行ってみました。

樹海の木に関する一文がやたらと長い文章。「これが青木ヶ原樹海」という最後の妙な倒置法が何だか面白い。笑

066.JPG

風穴は、おそらく富士山が噴火したときにできた洞窟らしいです。

ぬらぬらした階段を下りていくと、常時気温3度の洞窟にたどりつきます。

こんな氷のかたまりが見られます

068.JPG

風穴から歩いて20分ほど行ったところには、もっと氷が見られる「氷穴」があります。

わたしはたちはこちらには行きませんでしたが・・・



数分で風穴見学を終えて、わたしはまだ樹海の遊歩道散策に未練が残ったものの、これ以上両親を引っ張りまわすのも嫌なので、おとなしく樹海を後にしました。

家に帰ってきてから調べたのですが、樹海で亡くなる方は、遊歩道からそんなに離れていないところで亡くなっていることが多いようですね。

50〜200メートルほどしか離れていないところで遺体が見つかるケースが多いとか。

確かに、少し遊歩道から離れたりしたら、まわりは見渡す限りうっそうと生い茂った木ばかりで、上を見ても木に覆われているし、方向感覚が無くなってしまうのでしょうね。

(ちなみに遊歩道から外れて樹海の中に入っていくのは、違法行為にあたります)



国の天然記念物に指定され、本来なら緑溢れる美しい森ですが、こうして自殺スポットとしても機能し続けてしまっているという事実が、何だか怖いというより不思議なような、何とも形容しがたい気持ちになりました。

わたしたちが樹海にいたとき、もしかしたら遊歩道から少し離れたところに遺体があったかもしれない。

かたや家族旅行で、正直面白半分で樹海を訪れているわたしたちのすぐそばに、苦悶の果てに亡くなった人が横たわっていたかもしれない・・・

そう考えたら、やはりいくら観光地になっているとは言え、怖いもの見たさに樹海を訪れたのは罰当たりだったかな、と思い帰宅してから親子3人、玄関先で塩を撒きました。



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posted by ざれうすか at 11:38 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日本での生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
樹海は怖そうだな〜。^^;
でも今は自殺者減ってるみたいね。
遊歩道じゃないところ歩いたら違法なのは知らなかった。

そういやTaakeのHoestさんがここで自殺者の靴を持って帰ったとかいうエピソードがあったね。^^;

話変わるけど、MardukのLa Grande Dans Macabreの2014年版リマスター+ボートラ入りを注文して明日届く予定だけど、音源いるかい?
Posted by トニフリ at 2016年05月12日 19:04
トニフリさん

やっぱりなんだかんだ言って、わたしも少し怖かったよ。笑
でも現地にいたときより、帰ってきていろいろ調べてから怖くなったw

Hoestさん靴持って帰ってたね〜宝物にするとか言ってなかったっけ?w
でも、遺留品とかってそんな簡単に見つからないだろうから、遊歩道から少し外れて森の中に入ってったのかもね〜。

おおお!ありがとう〜!うん、でもMardukはいいやwあとで感想聞かせてね〜
Posted by ざれうすか at 2016年05月12日 21:49
俺も前の書き込みのあと、樹海についてもう一回調べてたら、かなり怖くなった。T_T

Hoestさん、絶対遊歩道じゃなくて森の中入ってると思う。^^;
ノルウェー人だから森に慣れてるのかも。w

あ、Mardukの7thだけど、前のより音が太くなってた。
ボーナストラックにObidence(EP)の曲が3曲入ってた。
最新作はいまだに買う気がおきないんだけど、昔のMardukの方が好きだわ。
樹海の事調べながらBGMにしてたら怖くなった。
Posted by トニフリ at 2016年05月13日 13:26
トニフリさん

調べれば調べるほど怖くなるよね・・・遺体の近くに結構な確立で完全自殺マニュアルがおっこちてるのも怖い・・・

森に慣れてる人だと案外樹海でも迷わないのかな?なんてことないよね!危ない危ない!

あれ、最新作って"Blond beast"が入ってるアルバムだっけ?お気に入りの曲あれしか無いw
Posted by ざれうすか at 2016年05月13日 21:40
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