2015年11月30日

もうすぐで死ぬところだった夏の思い出

今年のポーランドの夏はとても暑く、わたしの住んでいる街では気温が37度になったこともありました。

そんな夏の始まりの7月上旬に、彼とバンド仲間で湖に行きました

わたしは運動神経も鈍く、ほとんど泳げない上、それまで足のつかないところで泳いだことはありませんでした。

小さい頃に家族と海やプールに行ったことはありますが、大自然の中の湖で泳ぐのは初めて

とても綺麗な湖
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カモ?も泳いでいます
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水着を最後に着たのは、おそらく2011年だったので、4年ぶりの水着に戸惑いつつ、彼と一緒に水の中に入ります。

冷たいっ!!さすが伊達に自然の湖じゃない!!と騒ぎながら、浮き輪を使ってどんどん水の中に入っていきました。

最初は「こうして君と一緒に泳げる日が来るなんて・・・!夢みたい!幸せ!」と、彼もテンションMAXで二人で穏やかに水に浸かっていたのですが・・・

そんなわたしたちを差し置いてバンド仲間やその彼女たちは、普通にスイスイと足のつかないところまで泳いでいってしまいました。

「どうしてみんな当然のように泳げるんだろう・・・」と疑問に思っていると、

みんなに「ざれうすか、浮き輪なしで泳いでみなよ!もしものときは助けるから!」と提案され、

なんとな〜く、わたしも泳げるんじゃないかな、という気になり勇気を振り絞って少し深いところで泳いでみることに。

彼もすぐ隣で泳いでくれ、安心したわたしは晴れて数十メートル泳ぐことができました

やったぁ!わたしも泳げるぞー!と調子に乗ったわたしは、その後も何度か足のつかないところで泳ぎ始めました。

すっかり水にも慣れてきて、また深いところで泳いでいたときにその事件は発生しました

一生懸命泳ぐわたしの近くにバンド仲間がやって来て、面白いことを言ったのです。

そこで思わず笑ってしまったわたしは、呼吸が乱れ一瞬パニックに・・・

そして、溺れかけてしまい、隣にいた彼の体に思いっきりしがみついてしまいました。

すると、浮き輪を持っていなかった彼も当然のごとくわたしと一緒に沈み始め、二人揃ってパニック

しかし、近くにいた友達がすかさず浮き輪を彼に渡してくれ、ことなきを得ました。。。

無事に水から這い上がったわたしは、当然彼に怒られました

「バカなのかよ!足のつかないところであんなにしがみつかれたら、こっちだって何もできないよ!本当に死ぬところだった!!」

本気で怒り始めた彼に「ごめん・・・でも絶対助けてくれると思って・・・もう足のつかないとこでは泳がないようにする・・・」と言うと、

わたしが本気でへこんでいる様子を察して、

「死ぬかと思って実は一瞬あきらめかけたんけど、君のことを考えたら死ぬわけにいかないって、たった数秒の間にいろいろ考えてたよ。俺は死ねても、君は死ねない、って思って必死で溺れないようにしたよ・・・」

あぁ、この人、ダメ人間なところはあるけれど、これだから好きなんだなぁ・・・としみじみ思った夏の日でした



日本から持っていったエコバッグがポーランドでも大活躍
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夕暮れの景色は本当に綺麗でした。
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posted by ざれうすか at 14:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | ポーランド生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月29日

止まらない嫉妬

昨日も少し書いた彼とのくだらないケンカなのですが、気が向いてきたので書き記しておこうかな・・・



おととい、宿泊客2名に若干キツめに怒られ、ここで働き始めてから怒られたのは初めて、そもそもこうして赤の他人に怒られると言うか、苦情を言われるのはかなりの久しぶり

仕事しているときに上司なりお客様なり誰かに怒られたりすると、胸がソワソワソワーってして、なんだかおなかがきゅーっとしませんか?

わたしだけでしょうか?笑

昨日は久しぶりにその感覚に襲われました

ポーランドでぬるま湯に浸かってすっかりダメ人間化していたわたしは、完全に理解できる母国語でキツくものを言われ、妙にダメージを食らいました

まぁ、もともと結構なメンタル薄弱なのですが・・・笑

そして、自分の部屋に戻るも、暖房機器はこたつしかなくて非常に寒い

その日はとにかく忙しい一日だったので、彼にメールを返信することもままならず、

「なんでほとんど給料ももらえないのにそんなに働かされるんだよ!おかしくないか?君が幸せなら良いけど、奴隷みたいにならないで」

と心配されるほどでした。

(普段はもっとのんびり営業なので、この日がたまたま忙しかっただけなのですが・・・)

夜遅くに「明日の朝あのお客さんに洗面所で会っちゃったりしたらきまずいな〜」とヒヤヒヤしながら眠りにつき、

翌朝怖くて洗面所に行きたいのに行けずに彼とメールのやりとりをしていました笑

すると、「君の新しいFacebookの友達。あの子綺麗だね」と、突然彼がこんなことを送ってきました。

それまで、いつか二人でバルト海に行こうね〜だなんて平和な会話をしていたのに、なぜ急にそんなことを言い始めたのかわたしには理解不能だったのですが、

「うん、綺麗な子だよね」と送ると、

「少しメキシカンっぽいけど、すごく綺麗」としつこくまだその話題を続けます笑

うるせーな、ほかの女のことばっか褒めんじゃねーよ、と心の狭い本性を出したわたしは、

「だから何?なんで突然そんなこと言い始めるの?ていうかさ、わたしが仮に「最近Facebookであなたと友達になったトマシュいるじゃん?あの人めっちゃカッコいいね〜。うん、イケメンだわ〜」とか言ったらどうする?」

と、ついついケンカ腰に・・・

気が弱っていたのもあったのか、生理かというくらいイライラも止まらず、何だか情緒不安定のようになってしまいました。

すると彼も彼で、「なんで?ただ褒めただけじゃん!まったく君が理解できないよ!」と応戦

彼の言い分はごもっとも、というかまともな感覚なのでしょうが、一度スイッチが入ってしまったわたしは止まらず・・・

「それまで楽しく話してたのに、なんで突然べつの女の話すんの?ほんと不快だわ」

そんな調子で彼ともあれこれ言い合いながら、あぁ、洗面所に行くの怖いなぁ、まだあの人たちチェックアウトしてなかったらどうしよう、昨日は申し訳ございませんでしたってまた謝ろうかなぁ、でもあんまり謝りすぎても鬱陶しいかなぁ・・・などなど根暗度MAXで悶々としながら洗面所に行ったら結局誰にも会いませんでした

そんなわけで、不安の種が解消されたわたしは冷静になって考え直し、いやこれはわたしが悪いな、と心を入れ替えて謝りましたとさ。

すると彼も「ごめん、もう二度と言わない。謝らないで、君は悪くない。それに君が嫉妬深いのは知ってるよ、そんなところまでまるっきり俺と一緒だもん」と言ってくれて一件落着・・・

今改めて読み返してみてもくだらなすぎる上、自分の心の狭さと蚤の心臓っぷりにもはや脱帽です

こんなんでよく海外行けるよな〜って思いますよね

もう少し大人になろう、でもどうしたらいいの?とささやかな悩みがつきないわたしでした。




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posted by ざれうすか at 10:54 | Comment(8) | TrackBack(0) | 遠距離恋愛 ポーランド×日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月28日

消えうせろ!

昨日は初雪が降りました。

館内の掃除をしていたら、みぞれが降り始めそしてだんだん雪に・・・

1時間くらいしか降っていませんでしたが、4Fにある自分の部屋に戻って窓からの景色を見ると・・・

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山に雪が積もっている!!

こんなに山の近くに住むのは初めてです

でも実はわたし、山に囲まれた場所って苦手なんです・・・

閉塞感がして、鬱々とした気分になってしまいます

わたしの実家があるところはまわりに山がなく、どこまでも見渡す限り田んぼと畑・・・といった風景なのですが、そういう景色がほっとします。

だから故郷を思い出すということもあって、平原の国ポーランドの景色も好きなのかなぁ



山に囲まれていると鬱々としてくる旨を彼に伝えると、

「Góra, spierdalaj!(山、消えうせろ!)・・・どう、山いなくなった?」

と、勝手に不思議なおまじないをかけていましたよ

(ちなみにこの"spierdalaj"という言葉はかなり下品な言葉らしいですポーランドで下品な言葉と言えば、"Kurwa"がポピュラーでその言葉を知っている人はポーランド人以外にもたくさんいるのですが、そのほかの下品言葉は更に民度が低めの一部の人しか使わないようです、わたしの彼や仲間たちはその一部に入るのですが笑)

朝起きて窓の外を見ると、本当に山がなくなっていたのですが、ただ単に霧で覆われていただけでした・・・

あぁ、ここがザコパネだったらなぁ・・・みんなで一緒に行ったなぁ、ザコパネ・・・お酒飲んでばっかりだったけど・・・と、ポーランドのリゾート山岳地帯を思い出して彼と彼の友達が恋しくなりました

昨日は宿泊客2人に怒られたり、寒すぎて部屋で凍えまくったり、なんだか本当に鬱々としていました。

そのせいで、また彼とくだらなすぎるケンカ、というかいざこざを起こしてしまったのですが・・・

くだらなすぎる&恥ずかしいので、それについては気が向いたら書きます



あ、でも昨日、東欧好きの女の子に会いました

「東欧の人ってアル中でどうしようもない人多いんだけど、なんか惹かれるんだよね〜」と初対面なのにかなり盛り上がってしまいました



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posted by ざれうすか at 22:38 | Comment(8) | TrackBack(0) | 遠距離恋愛 ポーランド×日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ダサカッコいい昔のポーランド

大学生の頃、わたしは映画にはまっていて、1年に400本以上観ていたこともありました…

もともとはバイオレンスなスプラッター映画などが好きだったのですが、歳を重ねるごとにグロテスクなものに耐性が無くなり…

年間400本以上観ていた頃は、日本の古い映画やハリウッドのコメディやラブロマンスも観たりしていました。



それでも基本的にはちょっとマイナー気味な、いわゆる単館系と呼ばれる作品が好みです

中でも、ヨーロッパの映画は雰囲気もストーリーも映像も好きなものが多く、フランスのギャスパー・ノエ監督や、カトリーヌ・ブレイヤ監督の作品をよく観ていました

そして、ポーランドにも実は、素敵な映画がたくさんあるんですよね

有名な映画監督としては、今はアメリカで活動していますが、『ローズマリーの赤ちゃん』『戦場のピアニスト』などを監督したロマン・ポランスキーや、『カティンの森』のアンジェイ・ワイダ監督などなど…多彩な監督がたくさんいますよ

その中でもわたしのお気に入りのポーランド人監督は、クシシュトフ・キエシロフスキです。

有名な作品は『トリコロール』シリーズや、『二人のベロニカ』などでしょうか。(お気に入りと言っておいて、実は『二人の〜』は観たことがないのですが…)

そして、この監督の作品で大好きなのが、『デカローグ(Dekalog)』というTVドラマシリーズです

1989-90年にかけてTVで10回にわけて放送された作品なのですが、それぞれ1作完結型で1時間弱の作品にもかかわらず、映画のように深みがあってとっても素敵なのです

こちらの作品、全10作すべて十戒のテーマをモチーフにしたもので、『ある運命に関する物語』、『ある父と娘に関する物語』とそれぞれタイトルがついています。

わたしのオススメは…ひとつに選べませんが、『運命』『クリスマスイヴ』『父と娘』『殺人』『愛』『希望』…あぁ、どれも好きです

キエシロフスキ監督の作品は、暗くて虚しくて、舞台も80年代90年代のまだソ連支配下のポーランドのものが多いので、東欧好きのわたしにはもうその雰囲気だけで大満足なのですが…

彼は日常のひとコマを、自然なドキュメンタリータッチで撮っているので、まるで誰かの日常を垣間見ているような気分にさせてくれます。

激しい起承転結があるわけでもなくゆったりとした雰囲気なので、人によっては退屈に感じるかもしれませんが…(ちなみにわたしの彼は、キエシロフスキの作品が苦手なようです👀💦というよりも、全く興味がない??)

それでも、劇中に出てくるどうしようもない人たちが、監督の視点から優しく包み込むように描かれているので、物悲しい作品ですが観終わった後に心に残る何かが…あるかもしれません




こちらはデカローグ10話目に出てくるロックバンドの曲なのですが、今観ると、だいぶふる〜くて時代遅れな雰囲気なものの、それも含めてわたしは大好きです曲のタイトルもなかなかストレートにひどい言葉なのですが、そこも好きです





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posted by ざれうすか at 08:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月27日

絶望の中の光

わたしの過去の恋愛は、付き合っても数ヶ月で別れたり、長くても1年半くらいしか続かず、そしてそれも最後は自然消滅で実質付き合っていたのは1年くらい、という短いスパンのものでした。

それでもいつも誰かに恋愛していたいタイプのわたしは、彼氏がいないときはたいてい無垢な少女のごとくブラックメタルアーティストに恋していました

厳密に言うと、恋ではなくただの憧れでしたが、彼らが邪悪な音楽を演奏しているところを見ていると、恋心に近い感情を抱いたものです

いつまでも恋に恋する痛い乙女ではいられない・・・と思いつつも、大好きなブラックメタルの追っかけは辞められず・・・

そしてポーランドにやってきてしまったのですが、昨日はそのツアーについて彼と話していました。




「俺たちが出会ったあのツアーは、もしかしたら9月に開催されるかもしれなかったんだよ。

そしたらたぶん俺たちは出会ってなかった。

でも、あのツアーで俺は君を見つけた。やっと運命の人だと思える人を・・・

絶望の中で光を見た。それが君だった。

それまで盲目のように何も見えなかったのに、突然、君のことが見えたんだ。」



わたしもわたしで、ポーランドに来る数ヶ月前にアメリカ人の彼氏と別れ、

(このアメリカ人が初めての外国人彼氏でした。結婚の話も出ていたのですが、今思うと何の興味も無いアメリカに嫁がなくて本当に良かったと思います・・・)

しばらく恋愛はしなくてもいいや・・・でもポーランドで素敵な人見つかるかしら・・・と思っていた矢先に彼に出会いました。



そしてわたしたちが出会ってから2週間少したった頃、彼の誕生日がありました。

その頃まだわたしたちは微妙な関係でした。

お互いに好きだけれど、どうしたらいいのかわからない。

わたしも彼の住む町にやってきたものの、ゆくゆく自分はドイツに行くものだと思っていましたから・・・

彼も彼で人生で2回目の恋愛に戸惑い、自分自身に引け目を感じていたのもあって、なかなか本気の恋愛に踏み出せない状態だったようです。



「あの日、君は俺に子どもがいないか聞いてきたよね。昨日のことのように覚えてるよ。そして、ベトナムレストランでチキンカレーを食べた。

1年前の誕生日、すごく君に触れたかったし、同じベッドで寝たかった。でも、そうしたら何もかも終わってしまう気がしたんだよ」

こういう、まだ付き合う前段階のお互いに様子をみている時期って、何もかもが凄くドキドキしますよね。

今でも覚えているのが、彼が朝の5時ごろに仕事に行くために家を出るのを玄関先まで見送ると、

「寒いんだから早くベッドに戻って!」と言って首にぶちゅとしてくれたのがすごく嬉しくて、その後なかなか眠れませんでした・・・(小学生か)

彼も彼で、わたしが「寒い〜」と言うとハグしてくれたのですが、自分からしたくせにその度に緊張してソワソワしてしまっていたようです



一緒に過ごしたのは約1年ですが、最初はあんなにぎこちなかったのに、わたしが日本に帰る頃にはもう何十年も一緒にいるような、空気のような大切な存在になったことに驚きです



おまけ
久しぶりに彼と電話をしました。電話をしている途中で、例のイギリス人スタッフが「ざれうすか、もう行くね!またね!」とここを去ることになり、思わず泣いてしまったわたし。案の定彼は、「どうして泣いているんだ!?」と現状把握できずに困惑&少しいらいら笑。「たった2週間しか一緒に働かなかったけど、毎日毎日共同生活してたんだから、いなくなっちゃうのは寂しいよ」と言うと、「何!?たった2週間でそんな感情が芽生えるなんておかしいっ!」と、やはり人間不信気味の彼でした

ただ、毎日トレーニングをしているようで、久しぶりに見た彼は心なしか体が引き締まったような・・・?彼も「あぁ、可愛い天使ちゃん君はどんどん可愛くなってくよ」と、久しぶりに顔を見て話せたのがよっぽど嬉しかったようです




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posted by ざれうすか at 10:03 | Comment(2) | TrackBack(0) | 彼とわたしのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする